普通はなかなか目にする機会のない録音スタジオ内の様子をちょっとだけご案内!

[1] こんなスタジオで役者さん&スタッフは頑張っています!

これが録音ブース内、その1。
 
  マイクが3本ありますが、役者さん達は自分の出番が来ると空いているマイクの前に
  ススッと入っていってしゃべります。
  あまりにそれがスムーズなので最初から誰がどのマイクの前でしゃべるのか決まって
  いるのかと思っていたら、実はそうでもないんだとか。
  役者さんの身長に合わせてマイクの位置を下げたり上げたり調整もします。

録音ブース内、その2。
 
  マイクの向い側になります。ここに役者陣が座って自分の出番まで待機します。
  席順はもちろん自由ですが、やはりメインキャラ程まん中の方に座ります。
  ここで飲み物を飲むなどは自由ですが、音を立てる事は御法度なので本番中は息を
  押し殺して…。
 
録音ブース内、その3。
 
  マイクの足元です。絨毯がひいてあります。
  理由は聞かなかったけれど、マイクの前を入れ代わり立ち代わり移動する 役者さん方
  の足音がマイクに入らぬように、でしょう。

録音ブースの隣のこの部屋には機材がズラリ。
 
  音響監督やミキサー、脚本担当の方々がここでそれぞれ仕事をします。
  時には原作の先生や私などもこの部屋で見学します。
  この写真ではちょっと分りにくいかもしれませんが一番奥には大きなスクリーンが
  あって録音ブース内の様子が映し出されます。


こんなスタジオから作品が生まれています。
それではどうぞ各作品の収録レポートを御覧ください!


[2] こんな手順で収録していくんです。

カドカワ・サウンドシネマ、FMドラマシアターは週に4回放送されており、基本的にそれを
「1話」として括っています。  

約6分×週4回=1話

そこでまず1話(1日の放送分の約6分)を通してテスト。
その後、音響監督らの細かいチェックが入り、その要望が役者さんへ伝えられ本番へと進みます。
あとはこのテスト→本番の繰り返し。
時間にすると休憩時間含めて3時間以上かかります。